菌活の甘酒は同じだと思ってませんか?
菌活で注目されている甘酒って何でもいいと思ってませんか?実は甘酒、飲んでも菌活にならず、単にジュース飲んでるだけになっていることがあること知ってますか?
菌活として甘酒を飲むのであれば、やはり体にいい、発酵食品を摂ろうという意識を持っているからだと思います。しかし、甘酒には実は2種類あるんです。
一つは米麹の甘酒。お酒といってもこの甘酒はノンアルコールで米麹とお粥とお水だけで、発酵させて作れられています。そして加糖しなくても甘いのが特徴です。
もう一つが酒粕の甘酒です。こちらはアルコールが含まれます。酒粕とお砂糖とお水で、煮溶かして作られていて、いわゆる加糖されている甘酒になります。文字通りの甘酒、つまりお酒に砂糖を入れて甘くした、というものだということです。
菌活で欲しいのはもちろん、1つ目の米麹の甘酒です。こちらでないと、栄養が入ってません。
米麹の甘酒の方ですが、麹菌が米の表面で繁殖することで作られます。この際にビタミンB1・B2・B6・ビオチン・パントテン酸などが生成されるのです。驚異的なのはこれらの栄養分の吸収率が非常にいいということです。
この吸収率の良さから飲む点滴、という通称がついています。一説によると吸収率は90%だとか。おそらくサプリでもそんなに吸収率があるものは珍しいと思われます。
米国のPDR(米国医薬品集)によると、サプリの吸収率は下記のようになっています。
・錠剤10%
・カプセル20%
・舌下(液体)50%
・静脈注射100%
注射が100%というのはわかりますが、錠剤やカプセルって、すごく低いんですね。。吸収されなかったのは全部体外に排出されてしまうんでしょうか。。一応豆知識ですが、サプリを食事と一緒に摂ると吸収率が上がるそうです。サプリをおかずに・・・というわけではないですね(汗
そうすると90%の吸収率の甘酒って驚異的です。サプリどころじゃないですね。でも間違えて酒麹の甘酒を飲むことのないようにしましょうね。菌活を目的にした場合ですよ。